NPO法人 エデュケーションエーキューブのBlog

NPO法人エデュケーションエーキューブは、経済的な困難を抱えている家庭の子ども達への学習支援事業を展開しているNPO法人(特定活動非営利法人)です。 団体の活動内容、ボランティア募集等について、情報発信していきたいと思っていますのでよろしくお願い致します!

科学教室プロジェクト

今年は、スタディプレイス事業に加えて1つの新規プロジェクトを進めています。

それは、新しい科学教室のプロジェクトです。

このプロジェクトは、子ども達の科学離れが指摘されている中で、幅広い層が気軽に参加できる科学教室プログラムがあれば面白いよねということで我々と小学生を対象とした科学教室で実績のある九州大学の学生団体iTOPさんとで検討しているNPO法人と学生団体の共同プロジェクトです。

科学教室では、主に中学生を対象に学校の学習内容リンクしているテーマについて、体験型授業により楽しく学習できる内容を目指しています。一回限りの単発のプログラムではなく、複数回のプログラムを実施する事でより学習効果を高めたいと考えています。

9月からの開始に向けて、iTOPの皆さんにいろいろなプロジェクト案を考えて頂いていますが、学生視点でとてもユニークなプロジェクト案が出てきています。「こんなものが解剖できるんだ?」という解剖のプログラムや「こんなものが作れるの?」という科学のプログラム等、とっても楽しみなプログラムになっています。

これからこのブログでもプロジェクトの内容について少しづつお知らせしていきたいと思っています。

春期講習スタート

おはようございます。

今日からスタディプレイスで6日間の春期講習を開始します。

春休みの6日間を使って、新中1は小学生の学習内容の復習と新たに始まる英語の準備を、新中2、新中3はこれまでの復習を行い、新学年からのスタートダッシュを目指します。

パソコンを利用した次世代型学習システムである「すらら」を利用し、学習のつまずきをみつけて、苦手なポイントを集中的に復習することでつまずきを解消します。

子ども達が楽しく集中して学べるようにしっかりサポートさせて頂きたいと思っています。

NPO法人債を発行させて頂きました

この度、NPO法人エデュエケーションエーキューブは、スタディプレイス事業展開のための事業資金としてNPO法人債(疑似私募債)を発行させて頂きました。これまでも活動についてご支援を頂いている理事や社員の縁故者を中心にお引き受けを頂き、総額300万円の資金調達を完了致しました。

NPO法人債(疑似私募債)は、NPO法人が発行することが可能な擬似私募債になります。やや専門的ですが、疑似私募債は、株式会社が発行する少人数私募債の形式に近く、法律上は民法上の証拠債権という位置づけになります。

NPO法人の資金調達の方法は一般的には、個人や法人の皆様からお預かりする会費や寄付、行政や助成財団からの補助金助成金等が中心です。また、金融機関からNPO法人への融資も増加傾向にあるようですが、まだ一般的とは言えない状況にあります。NPO法人にとっては活動継続のための資金調達は重要な経営課題です。

今回は2月から展開を開始している次世代型学習支援事業「スタディプレイス」の展開のための必要資金をNPO法人債の発行で調達しました。調達した資金は次世代型学習支援事業「スタディプレイス」を立ち上げのための事業資金として活用させて頂きます。これからも事業型NPO法人として新しい資金調達にも積極的に取り組んでいきたいと思っております。 
これからも法人のミッションである「生まれ育った環境で子ども達の未来が決らない社会を目指す」を実現するためにしっかり活動して行きたいと考えています。引き続き、皆様のあたたかいサポートをよろしくお願い申し上げます。

 

NPO法人 エデュエケーションエーキューブ

代表理事 草場勇一 

 

スタディプレイス、開校します!!

今週より九大学研都市エリアで次世代型個別学習塾「スタディプレイス伊都校」を開校します。

スタディプレイスの特長としては、一人ひとりに最適な学習カリキュラムを用意するためにパソコンを利用した新しい個別指導のスタイルを取っている点です。

授業では、最近教育業界で注目されている「アダプティブラーニング」(個別対応型学習)の最新学習システム「すらら」を採用しています。「すらら」は、全国60の学校、500以上の学習塾で採用されており、毎日24000人が学習している実績のある学習システムです。

 

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「すらら」

http://surala.jp

 

「すらら」は、アニメーションによるレクチャーとレクチャーに対応した問題演習によるコンピューターを活用した学習システムです。レクチャーは有名予備校のカリスマ講師の授業を再現したレクチャー(授業)とレクチャーに対応したドリル機能(問題演習)を組み合わせ、反復学習により一歩一歩着実に理解しながら学ぶ事ができます。わからない所は、繰り返し、自分のペースで学習する事ができるのため、苦手意識がなくなり、子ども達の学習意欲を高めます。また、一人ひとりの学習状況回答がデータとして把握できるため、子ども達がどこで、どうつまづいて把握でき、一人ひとりにあった適切な学習指導を行うことが可能となります。

一人ひとり学力に合わせたスモールステップの授業と問題演習により、子ども達の「できる!」、「わかる!」、「嬉しい!」を大切にしていきたいと考えています。

まずは、無料の体験授業を実施していますので、少しでも関心をお持ち頂けましたら、お子様に実際に授業を体験して頂ければと思います。まずは、お気軽にお問い合わせ下さい!!

 

スタディプレイス 伊都校

http://studyplace.education-a3.net 

 

 

 

 

 

 

武雄市の反転授業を見学してきました

昨日、武雄市の山内東小学校で行われた反転授業の公開授業に参加してきました。

昨日は、小学校5年生と6年生を対象とした算数と理科が公開されていて、私は5年生の算数の割合の授業を見学してきました。授業の内容は、日常もよく使う「〜%引き」という割合概念を理解する授業でした。

子ども達は事前に家庭で動画授業(7分程度)と練習問題(2〜3問)を行い、授業中にはみんなで各自の回答を見ながら、議論をして理解を深め、練習問題を解き、類似問題を作成するという形式でした。

授業では電子黒板を使って、2名の先生があえて誤った回答と正しい回答の両方を表示して考え方を比較しながら、理解を深めるというもので、子ども達にしっかり時間をかけて、公式の丸暗記でなく、ITを活用することで本質的な点を理解させようという思いが伝わる授業内容でした。教材は、学校の先生と塾教材等を作成している企業が共同で作成してより現場に即した教材でした。

見学して感じた事は予想通り、子ども達はタブレット端末を使う事には全く抵抗もなく、問題の答えをタブレットで掲示板に書き込む等、使いこなしていました。アンケートの結果でも、子ども達はこれまでの授業形態よりも楽しいという意見が多いようです。

一方で課題だと感じた点は、①準備・授業に予想以上に時間がかかる、②先生のファシリテーションスキルが必要、③ 子どもへのディスカッションできるようになるための基本スキルを教える必要がある点等が効率を高めるために重要だと思いました。一般的によく言われる予習をしてこなかった子への対応については、ITを活用する事で事前に予習状況が把握できるため、朝自習の時間で対応する等との対策が取られるようです。

武雄市の反転授業については、賛否いろんな意見がありますが、親の視点で自分の子どもに従来型の授業と昨日の反転授業のどちらかを受けさせたいかと言われれば、間違いなく後者を選ぶと思います。

スタディプレイスでも、武雄市と同じ形ではありませんが、「eラーニング」を活用することで、家庭学習で予習を行い、塾で疑問点の確認や応用問題に取り組めるような形態で子ども達の理解を深められるようにしたいと思っています。

 

「スタディプレイス」の紹介ページを作成しました。

おはようございます。

2月から開始する次世代型個別指導塾事業「スタディプレイス」の紹介ページを作成しました。

http://studyplace.education-a3.net

 

今回は、インターネットを通じてパソコンで学ぶことができる対話型アニメーション教材「すらら」を活用し、一人ひとりにあったカリキュラムで楽しく 毎日学べる 次世代型個別指導塾 を目指しています。先生から子ども達へ一方的に教えるだけでなく、子ども達の「できる!」、「わかる!」、「嬉しい!」を大切にし、自信をつけて自ら学ぶ自立的学習を尊重して行きたいと思っています。

 

また、料金面ではNPO法人として、ITの活用とローコストオペレーションの徹底により、小学生月額4,900円、中学生9,900円〜という個別学習塾において最安値を実現していきます。また、多くの方の寄付をベースにひとり親世帯等への奨学制度を設置し、自己負担軽減や家庭用PCの無償貸与等を行っていきます。

 

今回の事業活動を通じて、少しでも多くの子ども達に学校外での学びの場(スタディプレイス)を提供できたらと考えています。

 

これから、少しずつ「スタディプレイス」の特長について、ブログで紹介させて頂きたいと思います。

2014年度の事業展開

新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。

 

昨年はいろいろな方のサポートを頂き、NPO法人を設立し、活動を開始させて頂く事ができました。本当にありがとうございました!昨年は、ITを活用した学習方法をいろいろ模索しながら、トライアンドエラーを重ねた1年でした。

 

今年は、昨年の活動をスピードアップさせる1年として2月よりe-learningをベースにした次世代型個別指導塾事業「スタディプレイス」をスタートさせます。「スタディプレイス」は、パソコンを使った最先端の学習システムにより、こども達の学力に合わせて、塾と家庭の両方で自分のペースで学習ができる新しいタイプの個別指導塾を目指します。

 

NPO法人としてのミッションである「生まれ育った環境で子ども達の未来が決まらない社会を創る」に近づけるよう低料金でのサービスを提供させて頂く事で、より幅広い層に対して学校外教育の機会を提供させて頂きたいと考えています。また、ひとり親世帯等、経済的な困難を抱えている家庭の子ども達には、寄付を原資とした奨学制度を設け、経済的な負担を軽減させて頂けるような制度を設けたいと思っています。

 

また、資金調達についてはNPO法人が発行可能な疑似私募債を発行し、NPO法人として新たな直接金融での資金調達にもチャレンジしたいと考えています。

 

今年も多くの方から共感・サポートを頂きながら教育格差の社会課題に少しでもインパクト(貢献)が与えられるよう、NPO法人の運営を加速させていきます。

 

まだまだ微力ではありますが、今年もよろしくお願いします!!